Column(コラム)

2019年度 全日本学生テニス選手権大会

 第63回 全日本学生テニス選手権大会(通称:インカレ)で佐藤南帆選手が単複優勝という快挙を成し遂げました。慶應義塾大学庭球部(女子)としては、第37回大会(平成5年)の柴田薫選手、第41回大会(平成9年)の竹村りょうこ選手、第44回大会(平成12年)の伊藤千佐代選手、第59回大会(平成27年)の西本恵選手に続く歴代5人目の優勝者となりました。しかも創部以来初の単複優勝ということで応援に来て頂いたOB・OGの方々にも大変喜んで貰えました。マスコミやツイッター等の前評判(佐藤南帆が優勝候補筆頭等)で、相当プレッシャーを感じているんだろうなと思っていましたが、本人は初戦から「自分はチャレンジャーである」と言い聞かせ、しっかりマインドコントロールが出来ていました。また、監督やコーチ、トレーナー、4年生を中心としたサポート体制がしっかり出来あがっていたので、個人戦でありながらチームで闘っているという状況が南帆に(見えざる)パワーを与えてくれました。本当に感謝しています。

 初年度で目標通り優勝できたので、今後はリーグ(団体戦)、王座(団体全国大会)、慶早戦にしっかり貢献しつつ、個人戦は国際大会(ITF/WTA)等に軸足を移し、グランドスラムやオリンピックを目指して行きたいと思っています。勿論、文武両道、しっかり勉強もして頂きます(笑笑) 引き続きの応援、宜しくお願い致します。

 

2019 30th Summer Universiade Napoli

 国際大学スポーツ連盟(FISU)が主催する第30回ユニバーシアード競技大会のテニス競技がイタリアのナポリで7月5日から13日までの間、開催されていました。これは2年に1度の大学生のための祭典(国際総合競技大会)で、大学世界一を決める大会でもあります。テニスの場合、日本テニス協会が数名の代表候補の中からセレクションを重ね、男女各2名を選出し、最終的に日本オリンピック協会の承認を経て日本代表が決定されました。今回は男子は早稲田大学4年生の島袋将選手、テキサス大学4年生の伊藤雄哉選手、女子は筑波大学を2019年に卒業した森崎可南子選手と慶應義塾大学1年生の佐藤南帆が選ばれました。1年生ながら佐藤南帆が選ばれたのは、ジュニアフェド杯やユースオリンピックでの功績が評価されたのか、春関での単複優勝が決め手となったのかは分かりませんが、大変名誉なことだと思っています。

 

 佐藤南帆は本大会で第9シード(WTAランキング順)を頂き、初戦となった2回戦でメキシコ代表に6-1,6-3、3回戦でウズベキスタン代表に6-1,6-2、4回戦で第8シードの中国代表に6-3,6-3、準々決勝で第2シードの台湾代表に7-5,6-4、準決勝では第7シードのタイ代表に6-4,6-1で破って決勝進出を決めました。強風、頭の上まで弾むレッドクレー、気候(暑さ、熱中症)等に大変苦労していましたが、決勝は第16シードのイギリス代表を何と6-4,6-4で下して奇跡の金メダルを獲得しました。森崎選手に組んで頂いた女子ダブルスでもベスト4に入り銅メダルを獲得、島袋先輩に組んで頂いたミックスダブルスは残念ながら2回戦敗退となりましたが、女子総合で中国チームと同点1位、金メダルを獲得しました。

 

マスコミ記事、南帆コメントを抜粋すると以下の通り。

【サンスポ】「表彰台の頂点に立っているのに背が同じくらいじゃないかって心配になったけど、見たことがない景色で、みんなが盛り上げてくれてすごく嬉しかった」

【共同通信】「思ったより自分への応援も沢山いて、それがすごく力になった」

【時事通信】「(大学生になって初めての国際大会で優勝し)実感が湧かなくて、力が抜けた」強い海風を受けて思うようにサーブを打てない中、先手を奪って主導権を握った。左右にボールを散らして揺さぶり、要所をきっちり締めた。小柄だが、四大大会のジュニアなどで経験を重ねた18歳。慶應義塾大学に通いながらプロを目指すといい、「東京の次のパリ五輪に出られるように頑張りたい」と誓った。

 

 2019年大会の最終結果は、金33個、銀21個、銅28個、計82個とメダル総数で世界一の成績を残しました。また、金メダル獲得数も各国・地域別で1位だったとの事です。金メダルは柔道で7個、水泳で6個、体操で7個、ラグビーで2個、陸上で8個、テニスで2個、サッカーで1個という内訳です。

 

 

★2019ユニバーシアード  Napoli

 2年に1度の大学生の祭典である世界大学選手権(通称;ユニバーシアード)、今年はイタリアのナポリで開催されます。今年4月、慶應義塾大学に入学した南帆にとっての最初の関門でしたが、事前のセレクションや春関での結果等が評価され、何とか日本代表に選抜されました。大変、名誉なことだと思っています。

 6/28の団結式では、日本オリンピック委員会の山下泰裕会長や文部科学省の柴山大臣からの激励挨拶や歌手AIさんのサプライズコンサート等、過去参加させて頂いた中では一番華やかなものとなりました。南帆にはチームジャパンのメンバーとして、試合での勝利は当然として、国際交流や国際親善等にも努めて欲しいと思います。

 過去、ワールドジュニア、ジュニアフェド杯、ユースオリンピックの日本代表に選抜された経験がありますが、今までは世代の代表でした。今回は全大学生の日本代表ですので自覚と責任をもって臨んで欲しいと思います。大学スポーツは熱い!

★文武両道とプロへの道

 南帆選手は4月に慶應義塾大学 環境情報学部に入学、授業出席、課題提出(頻繁にレポート提出が必要)、復習(放課後、SAさんから授業内容を教示頂き理解を深めている)に追われながらも、體育會庭球部でしっかり練習する毎日。入学当初は疲れ切っていたが、ようやくペースもつかめて来た模様。体育会なので1年生としての仕事も沢山あり、今の時代では理不尽と思われることでも人間力を養うには必要悪。OBや先輩、目上の方への敬意や配慮も身について来た(笑)

 関東学生(通称;春関)では単複優勝したが、久しぶりに南帆のテニスを観て、着実に進化していることが確認できたので安心している。大学には栄養管理をする部門や、相手の癖を研究する戦略部門があるらしい。プロでもなかなか揃えられないアカデミックな環境の中で、ジュニア時代のテニスをベースに更に強化をして頂いているのが良く分かる。

 横浜25Kでの清水綾乃プロ、日比万葉プロ、久留米60Kでの小堀桃子プロ、また春関決勝や早慶戦で戦った清水映里選手など、今まで勝ったことが無い選手にもストローク力で勝負出来ている。オンコートでの練習だけではなく、体育会ならではの厳しい(!?)トレーニングが南帆の実力を上げるのに効果絶大なのだと思う。

 また、慶應義塾大学の坂井監督や原ヘッドコーチがナショナル(日本テニス協会)共、連携を取って頂き、南帆のプロへの道を応援頂いている。尾崎プロや森田あゆみプロとの練習の機会も有難い。高校を卒業して即プロへの道もあったが、文武両道を選んだ南帆選手を引き続き応援して行きたい。

★2019 関東学生テニストーナメント大会 (通称:春関)

 今年のゴールデンウィークは、関東学生テニストーナメント大会(通称:春関)の応援で終始しました。これは大学生の全国大会、所謂〝インカレ〟の関東予選です。今年4月に慶應義塾大学に入学した南帆にとって體育會庭球部としての初陣でした。今までとは全く異なる雰囲気、超緊張した中で、シングルス、ダブルスの試合に臨みました。ジュニア時代とは様相が異なり、チームの監督や先輩、同期が個人戦にもかかわらず、毎日応援に来てくれるのです。百戦錬磨のはずの南帆でも最初の2、3試合は硬さを見せ、いつもの南帆のプレイからは程遠いと感じられましたが、チームメイトからの応援に励まされ、最後まで頑張りきることができました。準決勝、決勝では実力以上の力を引き出すことができ、見事、単複優勝という快挙を成し遂げることができました。

 特に南帆担当!?の4年生がずっと寄り添ってくれ、「楽しんで!南帆のテニスを!」と励ましながらメンタルのコントロールをしてくれました。試合が終わってからも一緒に監督からのアドバイスを聞いてくれメモを作って送ってくれたり、試合後のケアまで気を使って頂きました。 これが體育會庭球部!?、慶應義塾の組織力に感服すると共に、坂井監督の「チームで闘っている」という言葉がとても印象的でした。これから4年、慶應義塾大学を拠点に世界に通用するプロ選手になるという夢を実現するために、文武両道を極める覚悟を新たにした大会でもありました。

 

★2018年振り返り!2019年の進路決定!

 佐藤南帆選手の進路が決定しました。高校1年生の時からの夢だった慶應義塾大学 環境情報学部に見事合格!来年より、慶應義塾大学/庭球部を拠点に世界を目指すことになりましたことをまずは皆様にご報告致します。また、4年間お世話になったジュニアナショナル選手を卒業し、来年からは女子ユースチーム、ユニバーシアード強化メンバーに選抜されました。

 さて、今年はグランドスラムジュニア、全大会において本戦出場を果たし、全豪、全米ではシングルス/ベスト8、全仏ではダブルスながら決勝進出を果たしました。また、4年に1度のユースオリンピック日本代表にも選抜され、女子ダブルスで見事の銀メダル獲得。加えて、ITFジュニア各大会でもマレーシアG1、フランスG1、イタリアGA、ベルギーG1、カナダG1で優勝する等、ジュニアの集大成としては最高な形で締めくくることが出来ました。ジュニア世界ランキングも自己最高の7位に到達、これは錦織選手のジュニア時代と同順位です。(笑)

 シニアへの円滑な移行も念頭に2月に1か月間、家族でスペインマヨルカ島に渡り、JEを活かして15K大会に挑戦、西郷幸奈プロに組んで頂いた初ダブルスで初優勝、シングルスでも準優勝を果たすことが出来ました。ジュニア卒業後の11月、Antalya15Kでも単複優勝を果たすなど、WTAランキングも600番台(12/10現在)にジャンプアップ。順調なスタートを切れました。

 いよいよ来年からは、プロツアー中心の活動に軸足を移します。カレッジテニスも頑張ります。特に王座では13連覇中の早稲田大学に挑戦できるのが楽しみです。勿論、勉強も頑張ります。TeamNahoの設立趣旨でもあります「選手のセカンドライフを見据えたサポート」のためにも、大学での4年間は、将来の佐藤南帆選手にとって重要なファクターになると考えています。

 最後に今年は東京スポーツ奨励賞(東京都)、2018年優秀ジュニア選手賞(JTA)他、各賞を頂きましたことに加え、日本テニス協会、東京都テニス協会他、佐藤南帆選手を応援頂いている全ての企業様、コーチ・トレーナーの皆様、サポーターの皆様、この場を借りて御礼申し上げます。誠に有難うございました。

★小さな輝石!プロツアーへ本格参戦!   Antalya(15K)

 ジュニアを卒業し、いよいよ、プロツアーへ本格参戦。今回は、暖かい場所での強化を兼ねて

トルコのAntalyaで開催されるUS$15,000大会に出場しました。JITCの鈴木翔太郎に帯同頂き、AJTA時代から大変お世話になっている本城洋子トレーナーにも途中参加頂き、今後の課題の棚卸しを行って頂いています。第1週は幸運にも単複優勝、特にシングルスでの初タイトルを獲得するなど出来すぎの感がありましたが、第2週は現役バリバリの第2シードに2Rで当たり完敗でした。勝ち負けは時の運、結果はともかく、南帆選手が、来年度に向けた課題を明確にすることが本遠征の目的です。どうだったかな?少しは成長できたかな?

 来年度は、ポイントシステムが変更となり、従来のWTAランキングに加え、ITF World Rankingが新設されます。詳細は把握できていませんが、WTAランキングに加算されるUS$25,000以上の大会に出場するためのハードルが更に上がることになりそうです。従って、少ないチャンスをものにするために、この時期にしっかり実力を上げていくしかないと思っています。

 引き続き、TeamNahoは南帆選手を応援していきます。

☆ジュニアの集大成 ~ユースオリンピック

幸運にも、4年に1度しか開催されないユースオリンピックに出場することが出来ました。世界各国から男女各32名づつが選抜され、全員がシングルス、ダブルス、ミックスダブルスに出場します。日本チームからは(テニスは)男子1名、女子2名の選出でしたので、南帆は女子ダブルスは内藤祐希選手と、ミックスダブルスはブラジル人選手と組み出場することになりました。内藤選手は今年のグランドスラムを共に闘ってきた仲間です。相当レベルの高い大会でしたが、互いの良いところを出し合い、何と決勝進出(女子ダブルス)を果たすことが出来ました。決勝戦はYouTubeで同時配信されていたので日本で応援していましたが、ファーストセットを7-6(5)で先取し、セカンドセットも5-5までは互角でした。既にWTAランキング100番台のペアが相手でしたので、大金星!奇跡!等々の言葉がよぎりましたが、最後は底力の違いを見せつけられました。ファイナルセットはスーパータイブレーク4-10で負けましたが、堂々の銀メダルです。

 

まさにジュニアの集大成には相応しい世界大会だったようです。各国のテニスエリート達との深耕のみならず、日本チームは各競技に97名が参加していましたので、各スポーツのエリート達共、密度の濃い3週間を過ごすことが出来ました。帰国後も連絡を取り合っているとの事です。

 

今後の進路は未定ですが、世界で通用するプロ選手になるという夢は些かも変わっていません。TeamNahoは、これからも佐藤南帆選手を応援して行きます。

 

☆南帆のITF出場試合 【参考情報】

 

ジュニア卒業にあたり、ジュニアの皆様への参考情報として南帆選手の海外出場試合並びに戦績をまとめてみました。最初はG5、G4大会からトライを始め、そこからG2、G1へステップアップ、次に東南アジアから欧米へ、そしてグランドスラム(GS)へと挑戦しました。GS優勝という夢は叶いませんでしたが、4年に1度しか開催されないユースオリンピックに出場出来ました。
<2014年度> 13歳/6大会
  • 4/14-19; Gimcheon International Junior Championships, Korea(G5)
  • 7/7-13; Vietnam ITF U18 - Can Tho City, Vietnam(G5)
  • 8/27-31; Hyogo International Junior Tournament1, Hyogo(G5) 複優勝
  • 9/3-7; Hyogo International Junior Tournament 2, Hyogo(G4)
  • 10/14-19; Dunlop Srixon Japan Open Junior Championships, Nagoya(G2)
  • 12/2-7; 50th Brunei ITF Junior Circuit, Brunei(G5) 単複優勝

<2015年度>14歳/14大会に出場、アジア/オセアニア中心

  • 1/7-11; ITF Saitama Junior Tournament, Saitama(G4)
  • 1/26-31; Wilson Tennis Canterbury ITF, Christchurch(G4)
  • 2/2-7; Tecnifibre Tennis Central Championships, Wellington(G4)
  • 2/9-14; NZ ITF Summer Championships, Auckland(G3)
  • 6/2-7; Thamrin Cup International Junior Championships, Jakarta(G4)単優勝
  • 6/9-14; AGS3 International Junior Champs, Jakarta(G4)
  • 6/22-27; Chang Thailand ITF Junior, Thailand(G4)単優勝
  • 7/15-19; Flower Bulb Tournament, Netherland(G4)
  • 9/29-10/4;GreenMax Cup,Chinese Taipei(G5)単優勝
  • 10/6-11;Mian-Chang Cup,Chinese Taipei(G4)
  • 10/12-18;Osaka Mayor's Cup World Super Junior(GA)
  • 10/20-25;Japan Open Junior,Japan(G2)
  • 11/17-22;PHINMA International(Week1),Manila(G4)
  • 11/24-29;PHINMA International(Week2),Manila(G4)
<2016年度>15歳/14大会に出場、ヨーロッパ/ハイグレード大会に挑戦
  • 1/16-21;AGL Loy Yang Traralgon,Australia(G1)
  • 1/24-29;Australian Open,Melbourne(GA)★
  • 2/29-3/5;LTAT ITF,Tahiland(G1)
  • 3/8-13;Brunei ITF;Brunei(G4)単複優勝
  • 3/22-27;Sarawak Chief Minister's Cup,Malaysia(G1)
  • 5/2-7;Asian B1 ITF,India(B1)
  • 6/7-12;Offenbach,Germany(G1)
  • 6/14-19;Allianz Kundler,Germany(G1)
  • 6/28-7/3;TC Bakkum Dutch,Netherlands(G2)
  • 7/6-10;Ex Pilsen,Czech Republic(G2)
  • 10/17-23;Osaka Mayor's Cup World Super Junior(GA)
  • 10/25-30;Japan Open Junior,Japan(G2)複優勝
  • 10/31-11/6;Seogwipo Asia,Korea(B1)
  • 11/7-12;Hong Kong Open Junior(G2)
<2017年度>16歳/20大会に出場、グランドスラムへの挑戦
  • 1/14-19;AGL Loy Yang Traralgon,Australia(G1)
  • 1/21-28;Australian Open,Melbourne(GA)★
  • 2/28-3/4;Chaina Junior(G3)
  • 3/6-11;PTT,Thailand(G1)
  • 3/14-19;Sarawak Chief Minister's Cup,Malaysia(G1)複優勝
  • 5/1-7;Salsomaggiore Terme,Italy(G2)
  • 5/9-14;Prato,Italy(G2)
  • 5/15-20;Santa Croce,Italy(G1)複優勝
  • 5/22-28;Milan,Italy(GA)
  • 5/29-6/3;Astrid Bowl,Belgium(G1)
  • 6/4-10;Roland Garros,France(GA)★
  • 7/2-7;Nike Junior International Roehampton(G1)
  • 7/8-16;The Junior Championships Wimbledon(GA)★
  • 8/21-26;Prince George's County International (G1)
  • 8/27-9/2;Les Internationaux de Tennis Junior(G1)複優勝
  • 9/3-10;US Open Junior Tennis Championships(GA)★
  • 10/16-22;Osaka Mayor's Cup World Super Junior(GA)
  • 11/6-12;Seogwipo Asia,Korea(B1)
  • 11/27-12/3;Eddie Herr(G1)
  • 12/4-10;Orange Bowl(GA)複優勝

<2018年度> 17歳/12大会に出場 ~グランドスラム 上位進出を目指す

  • 1/13-18;AGL Loy Yang Traralgon,Australia(G1)
  • 1/20-27;Australian Open,Melbourne(GA)★
  • 3/13-18;Sarawak Chief Minister's Cup,Malaysia(G1単複/優勝
  • 4/23\29;23eme Open International de Beaulieu-sur-Mer(G1)複/優勝
  • 5/21-27;;Milan,Italy(GA)複/優勝
  • 5/28-6/2;Astrid Bowl,Belgium(G1)複/優勝
  • 6/3-9;Roland Garros,France(GA)★ 複/準優勝
  • 7/1-6;Nike Junior International Roehampton(G1)
  • 7/7-15;The Junior Championships Wimbledon(GA)★
  • 8/26-9/1;Les Internationaux de Tennis Junior(G1)複/優勝
  • 9/2-9;US Open Junior Tennis Championships(GA)★
  • 10/8-14;Youth Olympic 2018(GA)女子ダブルス/銀メダル

 

 

 

☆2018年度ジュニアグランドスラム

1月の全豪ジュニア、6月の全仏ジュニア(Roland Garros)、7月の全英ジュニア(Wimbledon)と出場して参りましたが、全豪はシングルスBest8、ダブルスBest4という好成績。しかもシングルスQFは、第1シードへの挑戦でしたが、7-5、3-6、3-6と善戦。次の全仏ではダブルスながら決勝進出!日本人ペアでの史上初優勝に大手をかけましたが、2-6、5-7と完敗。セカンドセットでチャンスはありましたが、相手が一枚上手でした。7月の全英では単複Best16で終わりましたが、昨年が共に1R負けだったことを考えれば着実に成長しています。天然芝で沢山試合が出来たことは将来の南帆にとって良い経験になったと思います。テニスの聖地にプロとして戻ってきたいと気持ちを新たにしました。最後は9月の全米です。ジュニア集大成として臨んだ全米、単複ベスト8進出を果たしました。特にシングルス3回戦ではジュニアフェド杯決勝(シングルス)、全仏ジュニア決勝(ダブルス)で負けたアメリカCaty Mcnakky選手に7-5,6-4で勝利、長年のライバルに競り勝つことが出来ました。QFでは本大会の優勝者に6-7、2-6で負けましたがナイスファイトが出来たと思っています。世界ジュニアランキングも自己最高の7位に到達(現在は15位ですが)、これは錦織選手のジュニア時代と同成績です(笑)

☆ジュニア最高峰のオレンジボールで快挙!

今年は全豪、全仏、全英、全米、全てのグランドスラム(GS)で本戦出場を果たし、全米ではGS初の3回戦進出!また、国別対抗戦ジュニアフェド杯ではアジアオセアニア予選を2年連続で1位通過、世界大会では世界ランキング2位のMarta KOSTYUK選手を擁するウクライナを破り、同1位のWhitny OSUIGWE選手のアメリカには負けましたが、日本史上初となる銀メダルを獲得!

 

そして最後はTeamNahoによるフロリダ遠征!選手一人にコーチ、トレーナーという贅沢なTeam編成で強化育成を行って参りました。Eddie Herr、並びにジュニア最高峰のOrange Bowl国際選手権に出場しつつ、目的はプロ並みのトレーニングを続け、来年度に向けた身体作りをすることでした。このような遠征が実現出来たのもTeamNahoを応援頂いているPCI ホールディングス(株)様、並びに畠山文化財団様、そして有明ジュニアテニスアカデミーのご理解のおかげと大変感謝しています。尚、Eddie Herrではダブルス準優勝、決勝で世界トップのOSUIGWE選手と実際に試合をすることが出来ました。また、Orange Bowlでは、ダブルスで何と優勝することが出来ました。快挙です。

年末の世界ジュニアランキングは17位に躍進!本当に充実した一年となりました。

 

来年はジュニアの集大成!GS、世界スーパージュニア、全日本ジュニアでの上位進出を目指すと共にいよいよシニアの世界にも挑戦しようと思っています。引き続き、関係者の皆様、サポートを宜しくお願い致します。

 

☆小さな輝石!日本代表として頑張りました!

3年連続で国別対抗戦の日本代表に選んで頂きました。2年前は6位、昨年は4位だったので、“今年こそ表彰台”を目指し頑張りました。予選リーグでフランス、アルゼンチン、モロッコという強国に勝利して1位通過。決勝リーグ、準決勝は全豪覇者Kostyk Marta(世界ランキング3位)率いるウクライナが相手でしたが、シングルスは1勝1敗。勝敗はダブルスにかかり、Martaペアとの真剣勝負。南帆、内藤選手ペアで決勝進出をかけた闘いに臨みましたが、何と6-3、6-7(6)、10-3で勝利!奇跡を起こしてくれました!決勝はアメリカに完敗でしたが、今年の日本代表チームは、日本女子テニス史を塗り替える大金星(銀メダル)を挙げることが出来ました。㊗️

 

以下南帆のシングルス戦績です。“小さな輝石”は、“奇跡”を沢山引き起こしてくれました!

 Morocco;6-2、6-0  

    France;6-7(6)、7-6(8)、6-3 

    Argentina;6-3、7-5

 Ukraine;3-6、6-4、6-1 

    USA;3-6、2-6

ダブルスも勝負のかかったアルゼンチン戦、ウクライナ戦に出場し勝利に貢献出来ました!

 

☆小さな輝石! グランドスラムへの挑戦 2017

 2017年は目標としていた“全てのグランドスラムジュニア(GS)で本戦出場”を果たすことが出来ました。しかも、初戦の全豪ではGS初勝利(単複)、全仏ではダブルスで昨年度の優勝ペアに勝利、全米でも単複ベスト16と相応の結果も残すことができました。振り返れば、ITFジュニアに初めて挑戦したのは13歳の時。当時の久田英登コーチに導かれ、韓国G5とベトナムG5に出場したのがきっかけでした。全く知らない世界でしたが、「プロを目指すなら、早い段階で世界レベルを知っておいたほうが良い」というアドバイスがあったからです。南帆は2001年生まれですが、同世代の選手にはロシア/POTAPVA(世界1位)、アメリカ/ANISHIMOVA(同2位)、ポーランド/SWIATEK Iga(同6位)、セルビア/DANILOVIC Olga(同7位)他、

世界ランキング上位経験者が何人もいます。既にプロサーキットでも活躍している強者ばかりですが、ITFジュニアに出場するようになって、こういったテニスエリート達と同じ大会で実際に試合したり、プレー振りを見たり、友人としてお喋りする関係になったりすることで南帆の意識が大きく変わったような気がします。

また、GSに出場できるようになって、小さな南帆が意外と攻撃的テニスを展開するので、相手も手を抜かず真剣に対戦してくれるようになりました。ここまで来るのに3年。正直、期待以上の進化を遂げていますが、ここからが本番です。来年はプロサーキットに軸足を移してどこまで通用するのか見極めたいと思っています。“小さな輝石”の挑戦はまだまだ続きますので引き続き応援を宜しくお願い致します。

☆2017 北米遠征 ~全米ジュニアへ

Gland Slam Development Fundによる北米遠征にまた招聘されました。全英に続き、Aチーム入りでの遠征なので大変光栄です。今回はワシントン(G1)、カナダ/モントリオール(G1)と前哨戦2大会を経て9/3からの全米ジュニア本戦に出場します。

 

□Prince George's County(G1)

1週目のワシントン、シングルス1Rは、Caty MACNALLY (USA)という世界ランキング27位の選手に 3-6,6-2,6-2と逆転勝利(大金星)。2Rは、Lulu SUN(SUI) 選手に6-3,2-6,2-6 と接戦の末、敗退。ベルギー(G1)では4-6,1-6で負けた相手なのでセットを取っただけでも成長!

 

□Les Internationaux du Canada(G1)

2週目のカナダでは、シングルス;ベスト8、ダブルス;優勝と良く頑張りました。

(シングルス)1R:Bye、2R:6-3, 6-4、3R:7-6(5), 6-4、QF:6-3, 5-7, 3-6  QFは本大会の第1シード、世界ランキング3位、今年の全豪ジュニア優勝者への挑戦でしたが、残念ながら惜敗!

 

(ダブルス)2R:6-4, 6-1、QF:6-2, 6-3、SF:7-6(11), 6-3、F:4-6, 6-4, 10-8   台湾のPei選手と組んだダブルスは強敵を次々と倒し優勝しました。(驚)(嬉)

 

□US Open Junior(GA)

全米ジュニア本戦がスタートしました。シングルス1Rは2001年生まれのウクライナ人に7-5, 7-6(1)と接戦を制しました。グランドスラムでの勝利は格別です。2Rも過去2連敗中のスイス人に6-2, 6-2で快勝!何と何とベスト16に進出しました。8強決めの3Rは残念ながら世界ランキング8位(過去最高)のセルビア人に0-6, 5-7で負けましたが、グランドスラム本番で世界トップ10に入るような選手と戦えて大変勉強になったと思います。皆様、応援有り難うございました。

 

☆2017全日本ジュニアテニス選手権

H29.8.8(火)から、大阪、靫公園にて全日本ジュニアが開催されていました。ジュニアの全国大会には全国小学生、全国中学生、インターハイ(高校生)、全国選抜(U12/U14)、RSK(U13)、中牟田(U15)、MUFG(U16)、選抜室内(U18)等、様々な年齢別の大会がありますが、今回の全日本ジュニアは全年齢が集う本邦最大の全国大会と言っても過言ではありません。

 

佐藤南帆選手はU12、U14、U16で優勝を果たし、今年はU18に挑戦しましたが、残念ながら、決勝で力尽き果て、準優勝に終わりました。奈良くるみ選手以来の4階級制覇は来年に持ち越しとなりましたが、TeamNahoが拘って来た“実力”は着実に付いていることが確認出来ましたし、まだまだ伸びしろもあります。引き続き応援を宜しくお願い致します。

 

【結果】シングルス  準優勝❗️

 1R:九州予選優勝者(高3)6-1、6-1

 2R:大阪(高3)6-3、6-1

 3R:関東予選優勝者(高2)6-2、6-0

 QF:中国(高2)6-4、6-0

 SF:本大会第1シード(高3)6-2、6-1

     F : 関東予選準優勝者(高1)1-6、5-7

☆聖地 Wimbledon(全英ジュニア)にて

グランドスラム3戦目、テニスの聖地ウィンブルドンで開催される全英ジュニアにも本戦初出場を果たすことが出来ました。人生初めての天然芝でのテニスでしたが、南帆なりに沢山の事を吸収できたようです。また報告させて頂きます。

☆Roland Garros(全仏ジュニア)にて

☆ITFプロサーキットへの挑戦

□第1戦 2017.4.2  <$25,000 Kashiwa>

  • 大会主催者から予選WCを頂き、初めてプロサーキットにチャレンジすることが出来ました。対戦相手は、Yuki Kristina Chiangという1995年生まれの日系アメリカ人でWTAランキング532位(過去最高)の格上選手でした。最初は大人と子供の試合を見ているようでしたが、徐々にボールのスピードにも慣れ、第2セットは随所に南帆らしいテニスを見ることが出来ました。

□第2戦 2017.6.11 <$25,000 Kofu>

  • ダメ元でエントリーしていたら何とか予選に滑り込む事が出来たので折角のチャンスと思い出場することにしました。前日の6/10にヨーロッパ遠征から帰国しその足で甲府に直行したので体力が持つか心配でしたが、疲れを一切見せず頑張ってくれました。
  • ホームの梶川コーチが帯同してくれたこともあり、1Rはジュニア後輩との痺れる初戦を最後まで集中力を切らさず6-1,6-3で乗り切りました。2Rは加治遥プロへの挑戦でした。1994年生まれ、WTAランキング453位、とてもステディなテニスをする方でした。
  • 赤土クレーからハードへの移行、試合球への対応等、課題は多かったですが、南帆らしいエースも何本かあったので、見応えは十分でした。尚、加治プロは本戦で快進撃を見せ、見事優勝しました。おめでとうございます。 

☆ITFチームでのヨーロッパ遠征<結果報告>

□第1戦(2017.5.1~)Terme

 シングルス/ベスト4

  1R:3-6,6-4,6-3

  2R:6-1,6-1

  QF:6-1,6-1

  SF:6-3,6-7(4),2-6

□第2戦(2017.5.9~)Prato

 シングルス/ベスト8

  1R:5-7,6-1,6-4

  2R:7-5,6-2

  QF:7-6(4),1-6,1-6

 ダブルス/準優勝

  2R:4-6,6-4,10-7

  3R:6-2,7-5

  SF:7-6(1),6-3

  F:2-6,0-6

□第3戦(2017.5.15~)SantaCroce

 シングルス/2R:5-7,2-6

  ~対戦相手は本大会優勝しました!

 ダブルス/優勝

  2R:6-3,6-3

  3R:6-3,6-2

  SF:6-1,6-4

  F :6-2,6-3

□第4戦(2017.5.22~)Milan

     シングルス 1R:6-2,1-6,2-6

     ダブルス       1R:1-6,6-3,6-10

□第5戦(2017.5.29~)Belgium

    シングルス/ベスト4

   2R:7-6(5),6-3、3R:6-1,6-3、

      QF:0-6,6-3,7-6(7)、SF:4-6,1-6

□第6戦(2017.6.4~)Rolland Garros

   シングルス  1R:3-6,4-6 

     ダブルス1R:6-1,3-6,10-7、2R:4-6,4-6                

     

今回のヨーロッパ遠征には各国のトップ選手達が集まるITF世界チームの一員として参加させて頂きました。6週間、素晴らしいメンバーと生活を共にし、一緒に凌ぎを削って来たおかげで、南帆のテニスはかなり進化したと実感しています。本当に良い経験をさせて貰いました。

6月後半からヨーロッパ遠征(第二弾)に参加します。ウィンブルドン本戦を目指して初めての天然芝でトレーニングを積む予定です。引き続き応援宜しくお願いします。 

 

☆プロ転向までの3年間(調査中)

<ある先輩選手の例>17歳8ヶ月でプロ転向

  • 14歳8ヶ月でITFジュニア初参戦(埼玉国際)
  • 14歳11ヶ月(中3)、U16トヨタジュニア(現MUFG)で準優勝
  • 15歳1ヶ月、有明国際(本戦WC)で勝利しWTA初ポイント獲得
  • 15歳4ヶ月、全国中学生で単複ベスト4
  • 15歳5ヶ月、ジュニアフェド杯日本代表として世界大会出場
  • 15歳6ヶ月、ITFジュニア世界ランキング100位台に
  • 15歳7ヶ月、U15中牟田杯で全国初の1回戦負け
  • 16歳1ヶ月、グランドスラムジュニア初出場(全仏ジュニア)予選敗退
  • 16歳2ヶ月、ウィンブルドンジュニアでダブルス準優勝(快挙)
  • 16歳4ヶ月、U18全日本ジュニアでベスト4
  • 16歳5ヶ月、ジュニアフェド杯日本代表として世界大会出場
  • 16歳9ヶ月、全豪オープンジュニアでベスト8
  • 17歳からITFシニアサーキットにも挑戦開始し17歳8ヶ月でプロ宣言